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太陽

 

作詞・作曲・編曲:阿部 祐樹

揺れる木漏れ日 見つけた秋の日

赤に染まる街 足音を鳴らした

 

こんなところまで ひとりで来ていたんだ

レンガ道の上 初めて気が付いた

 

箒星が流れていくその先に

未来の足跡を探した

 

全部忘れてしまうまでに 失くせもしないから

抱えて記憶の隅で持ってる 温もりを探したら

すぐに辿り着くよ君の傍へ あの日から雨は降らない

 

空を見る度 季節は過ぎてく

冬空仰いで 覚めない夢を見たね

 

呼吸の音を確かに重ねて

生きていた事を思うよ

 

殆ど思い出せないのに失くせやしないから

この場所にあの日から離れはしない

あなたと居たことを心に仕舞い込んで この足で

またあなたに会いに行く

 

 

 

離さないでおいたこの思いは 言葉にして唄にして

それでも伝えないまま持ってる

お別れしないならここから離れよう

陽の当たるあの暖かい場所へ

 

心に仕舞いこんで 忘れても失くさないで

抱きしめて 過ぎてく季節を巡る

あのときのレンガ道に重なる影が落ちて

伸びてゆく2人分の足跡

 

太陽は今日も燃える

© The FLaT 2015

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